心まで温めてくれるブランケット『 CHIcoração ・シコラサォン』

2022年10月01日

心まで温めてくれるブランケット『 CHIcoração ・シコラサォン』

ウールのおはなし　from Portugal

遠い昔から羊飼いたちが

マントとして身にまとい寒さから身を守ってきた

天然羊毛の恵み「シ・コラサォン」

ポルトガル各地には、遥か昔から伝わる織物があります。ポルトガル中部のセラ・ダ・アイレ(アイレ山脈)の麓にある小さな村、ミラ・ダ・アイレで、今も響く織り機の音。代々羊毛業を営んできたファミリーが作る毛布「CHI・coracao (シ・コラサォン)」はその中のひとつです。

1600年代の織り機で今も織られている伝統の毛織物は、職人たちの丁寧な手しごとによって受け継がれてきました。

天然と手仕事にこだわったモノづくり

毎年初夏になり刈り取った羊毛は、精錬、カーディング、コーミング、紡績、染色、そして織りと最後の仕上げまで、ずべてのプロセスを自社で行なっています。外国製の昔ながらの重い毛布とは大きく異なり、織物に合わせた毛糸の選定することで、軽量でふわっとした様々な感触に毛布は仕上がります。それは、羊毛を知り尽くしているからこその職人技なのです。

羊毛は雨水で洗浄し、ブリーチをせずに天然由来の染色を、仕上げにもケミカルなものは一切使わないというこだわりの毛布。肌に触れるものだからこそ、安心して長く使いたい。こだわりのモノづくりが、そんな思いも叶えてくれます。

織物のデザインも色も無二のテキスタイル

オティリアさんがデザインする、伝統のラッキーチャームのツバメ柄や、ポルトガルらしい建築物、景色、自然など、ポルトガルの暮らしの中からインスパイアされたモチーフを、美しく染色した毛糸で織りなすテキスタイルは、モダンなデザインでありつつ、どこか懐かしくなる暖かさを感じます。

手間ひまをかけて縦糸を張り作り上げる、表情豊かな凹凸のある織り柄は、クラフト感に溢れ、1 枚づつが微妙に異なる無二の質感に仕上げられます。

柔らかな質感の心まで温めててくれるブランケット

使い始めはメリノウールのパリッとしたハリ感がありますが、使い込むほどに柔らかく優しい肌触りになってゆきます。毛玉にもなりにくく、お家で手洗いもできるので、普段着感覚でお使いいただけます。

コラサォンとは、ポルトガル語で心臓のこと。「ギューっと抱きしめる親愛のこもったハグ」も意味します。いつも傍に置いて心まであたたかく抱きしめてくれる、あったかブランケットなのです。

シーンに合わせた 5つのサイズと3つのマテリアル

お気に入りの一枚を傍にポンッと置いておけば、様々な暮らしのシーンに寄り添って、身体と心を温め、万能のパートナーとなってくれるブランケット。

まだ冷たい空気の冬の朝には、ショールを肩から羽織ってコーヒーを啜りながら始まるいつもの時間。ワークデスクに向かって、お膝掛けとして冷える脚を温める。ある日は、昼下がりのソファにゴロンっと寝そべってお昼寝する時、すっぽりと足の先まで包まる毛布に。車に一枚置いておけば、ちょっとそこまでという近所のお出掛けに、ショールとして使ってみたり、ピクニックラグとしてアウトドアシーンにも重宝します。

また、ポルトガル産の綿花を紡いで織り上げるコットンブランケットは、一年を通してお使いいいただけるさっぱりとした肌触りのしっかりとした綿布です。

ライフスタイルのシーンに合わせて、5つのサイズと、3つの天然素材をご用意しています。ウール 100%、コットン 100%、ウール 60%/ コットン 40%の3種類。

デザインにより素材が異なります。大きさは、パターンデザインにより、糸の太さが異なるので、厚さも違います。今もなお17世紀の織り機で作るブランケットは、独特なクラフト感のある風合いが特徴で、パターンやロットにより5cm程度の誤差が生じることがあります。