2024年09月23日
Woolen Heart ❤︎ CHI・coração from Potrugal
ポルトガルから届いた冬の温もり
シ・コラサォンの毛布
ポルトガル中部にそびえるセラ ダ アイレ(アイレ山脈)を訪ねたのは夏の始まりでした。壮大な自然の中に放牧される羊たちは、5月になると羊毛を刈りさっぱりとしした姿で暑い夏に備えます。一方で、刈り取った羊毛は、夏の間をかけて熟練の職人の手により、温かな毛布に姿を変えて冬を迎えるための準備が始まります。
ポルトガル全土に地域によって異なる15種類を超える羊がいますすが、中部セラ ダ アイレ地域ではメリノ種の弾力の強い毛糸が作られます。そんな毛糸で織る毛布は、たくさんの空気を含むので体温で温まった空気と、風を通さない密度のある織りによって温かさを保ってくれます。
羊飼いを寒さから守り続けてきたマンタ
ポルトガル語で「ブランケット」や「毛布」の意味として使われる「manta(マンタ)」は、羊飼いが極寒から身を守るために織られるようになったマントの語源だとか。
この日のファクトリーでは、熟練の職人が17世紀から受け継ついだ機械からひとときも離れずにそれぞれのパートを真顔でこなしていました。手間暇のかかる作業を経て出来上がる毛布は、冬の温もりを届けてくれる宝物のようなブランケットです。
こだわりの天然素材
刈り取った羊毛は天然水で洗浄し、脱色をせずに、環境や身体にやさしい染色を施した毛糸になります。仕上げの工程まで天然にごだわる「CHI・coração(シ・コラサォン)」の毛布は、17世紀から受け継がれてきた織り機を操る匠の技と、現代のモダンデザインを融合させた寒い季節の暮らしに重宝するアイテムです。
昔ながらのポルトガル伝統の織り柄や、自然や文化にインスパイアを受けて、作り手のオティリアがデザインするパターンと美しい色の毛糸で織りなすブランケットは、インテリアやファッションのアクセントとして、寒い季節を明るく、空間を暖かく包んでくれます。
NEW・壮大な自然の風を感じる「風」という名の織り柄
山の壮大な自然に流れる風をイメージした「WIND」と名付けられた、新しいコレクションが今季は仲間に加わりました。やさしいウォーターグリーンやシンプルなベージュ、秋のみのりを感じるようなバーガンディ色など計5色。お首元を彩るスカーフ、背中まですっぽりと包み込んでくれるストールタイプ。この秋、ギューっと暖かくハグしてくれるはずです。
今シーズンも各地でシ・コラサォンのポップアップを開催します。実店舗のない&COMPLE(アンコンプレ)ですので、実際にお手に触れて暖かさや素材感を感じていただけるこの機会にぜひ、お立ち寄りくださいませ。尚、出店店舗によりお品揃えが異なります事ご容赦ください。
Story.01
Fes Liaison「FEEL PORTUGAL」 (東京都 港区 Light box studio青山 3F)
2024.9.29(sat) – 10.1(tue)
Story.02
CLASKE Gallery & Shop “DO” 札幌店 (札幌ステラプレイス イースト 3F)
2024.10.7(mon) – 30(wed)
Story.03
CLASKE Gallery & Shop “DO” 仙台店 (仙台パルコ2 2F)
2024.10.14(mon) – 11.4(mon)
Story.04
松屋 浅草店 (1F) 「開店記念祭・暮らしのモノガタリ」(東京都 台東区)
2024.11.1.(fri) – 5(tue)
Story.05
CLASKE Gallery & Shop “DO” 名古屋店 (タカシマヤ ゲートタワーモール 6F)
2024.11.15(fri) – 12.2(mon)
Story.06
Jhon「Oficina portuguesa・旅するポルトガル工房」(神奈川県 鎌倉市)
2024.11.16(sat) – 24(sun)
Story.07
eiziya ZOU「Eoolen Heart 羊飼いの温かなマンタ」(京都府・京都市)
2024.12.13(fri) – 22(sun)
Story.08
日用美「Oficina portuguesa・旅するポルトガル工房」 (神奈川県 中郡二宮町)
2024.12.15(sun) – 17(tue)
Story.09
松屋銀座 7Fデザインギャラリー1953「冬を楽しむ贈りもの」 (東京都 中央区)
2024.12.18(wed) – 25(wed)