PORTUGAL・アズレージョが美しい街アヴェイロ

 

 

 

 

 

 

アズレージョが美しい街アヴェイロ

 

「旅ではその土地の時間に合わせる。」がワタシのルール。

 

なので出張に出かけると週末にはきちんとお休みがやってくるのが嬉しいところです。相変わらず急な雨と晴れ間を繰り返す不安定なお天気なのですが、今日はハッピーウィークエンド。アヴェイロの街をフェイトリア・ド・カカオのおふたりに案内していただくことに。

 

大西洋に面した漁業の街で運河が流れていています。リセイロと呼ばれる小舟にて水路をめぐることができ、ポルトガルのベニスと呼ばれています。街の狭い路地に入ると、両側に並ぶ家々のカラフルなアズレージョ(装飾タイル)を楽しむ事ができます。

 

 

 

 

 

 

作られた時代によってタイルの彩色の仕方も異なります。クラシックな時代の手描きのアズレージョは微妙な色と柄の風合いがなんとも美しく、ファザードを装飾した色とりどりのアズレージョと、ペイントしたドアのコーディネートは、ひとつとして同じ家はなく、個性溢れるセンスが美しい街並みを作っているようです。

 

 

 

 

 

 

 

 

アヴェイロの美味しい名物「オヴォシュ・モーレシュ(Ovos Moles De Aveiro)」は、日本の最中のような感じで、貝や魚の形をした皮の中に、しっとりとした甘〜い黄身で作った餡が入っています。

 

ワタシの暮らすご近所にも貝殻をかたどった「江ノ嶋最中」というものがあるのですが、とても良く似ていて、こんなに離れた異国の地にそっくりなモナカがあるなんて!日本とポルトガルのルーツの一つなのかもしれませんね。オヴォシュ・モーレシュのアテは、ポルトガルスタイルのエスプレソが定番なのですって。