2016年04月19日
昨日ポルトでの打合せを終え、これでポルトガルでのミッションはインコンプリート。さあ、本日はお散歩デーです。「世界一美しい…」がたくさんある街ポルトの散策は、早朝まだ静かなフランシスコ教会の拝観から始まりました。
欧州でもっとも素晴しい旅の目的地として、2度の栄冠に輝いている街ポルトは、大西洋に注ぐドウロ川を挟んで、テラコッタ色の屋根が美しく映える二つの丘の街。ちょっと急な坂を我慢すれば、どこへでも歩いてゆけるコンパクトな広さです。
ドン・ルイス1世橋を渡り切って川辺へ下ってゆく辺りには、たくさんのワインセラーが軒をならべています。言わずと知れたポートワインの産地、ラ・ノバ・デ・ガイヤ地区。ドウロ川上流で栽培された葡萄をここへ運んで、ポートワインが仕込まれています。
リバー越しの美しいポルトの街を眺めながら、川沿いのセラーでポルトワインをいただいたら、今度はドンルイス1世橋の下橋を渡って戻ります。世界の美しい橋2位に輝いた鉄橋は、美しのプロポーションです。
街歩きでひと際目を引くのは、ブルー&ホワイトのアルマス聖堂のアズレージョ。ホテルを行き来する度に、立ち止まって、見上げてしまう圧巻の存在感。
ドンルイス1世橋(これは第2位)、サンベント駅のアズレージョ、ハリーポッターのモデルになった本屋さん(残念な事に本日から長い改装入ってしまって見られなかった。)など、世界で一番美しいといわれるモノが沢山あって、欧州でもっとも素晴らしい旅の目的地と言われているのもわかりますね。
街を走るトラムもポルトの風物詩。この日はクラシックな様相の車両にに遭遇。マホガニーらしきウッドの車内は、椅子もこのとおりレトロでハンサムなお姿に思わずパチリ。ロープを引っ張って下車を知らせる呼び鈴を鳴らすというアナログ具合もなかりツボです。
宿泊先の美人なオーナーに勧められてビーチエリアへトラムに乗って。海辺に暮らすワタシがいつも眺めているのは、太平洋。(といっても相模湾ですけれど)そして、こちらは大西洋。大海原は気持ちを大らかにしてくれるところは一緒のようです。いよいよ今回のポルトガル旅の終焉です。明日はスェーデンへ。。。