どこか懐かしい気持ちになるポルトガルの織り物

 

 

 

 

 

どこか懐かしい気持ちになるポルトガルの織り物

 

 

クリスティーナ・ファシャーダが織る、立体感のある、丸いつぶつぶとした愛くるしい姿の幾何学模様に、遠い昔どこかで出会ったような懐かしくて、心があたたかくなってくる、そんなファブリックたち。その生地は、代々受け継がれてきた女性の手しごとアルマラゲス織りと呼ばれ、様式化された刺繍織りは、各地に伝わるポルトガルの織物の中で、最も美しい織物と言われています。母から娘へ脈々と手織りの技が伝えられてきました。

 

3歳のときから母に習って織物を始めたクリスティーナ・ファシャーダも、そんなアルマラゲス織を愛してやまない織子のひとりで、
優れた作品や伝統技術が高く評価され、1986年工芸生産者、クラフトマンカードを所有(国が手工芸家=クラフトマンと認めた法人や作家に与えられる公式な職業資格)。アルマラゲス織りの伝統と技術を代表する手織り作家です。

 

 

 

 

ポルトガル語で Pão(パン)と刺繍されたほっこりする巾着は、その昔は、どこの家庭でもドアノブに引っ掛けられていて、毎朝配達されるパンを入れてもらうための袋だったそうですが、こんな可愛い袋に入れられちゃうパンも幸せですね。

 

 

 

 

 

 

全てが一点もののクラフト生地は、大きさも紋様も様々です。いつも連れて歩くお気に入りのサックや、暮らしのシーンであたたかな気持ちになるファブリックたちを探してみてください。