PORTUGAL・丘の街リスボンをお散歩

 

 

 

 

 

丘の街リスボンをお散歩

 

アムステルダムから3時間のフライトを経て見えてきたのは、テージョ川にかかるヨーロッパ一番の長さを誇る赤錆色の美しい吊り橋、ポンテ 25 デ アブリル橋と、空色が映り込んだテージョ川の青味がかったウォーターグリーンのコントラスト、その向こうに弓なりに広がる美しい街なみがお出迎え。なんて綺麗な景色! Hello Lisbon.

 

 

 

 

 

2年前初めて訪れた時に好印象だった BROWN DOWN TOWN HOTELにこの旅もチェックイン。迎えてくれた窓辺の景色は、青と白のアズレージョと真っ白な胡蝶蘭。

 

 

 

 

 

 

長い打合せを終えてようやく開放されたこの日は、丘の上のBairro alto(バイロ アルト)の裏道をお散歩。7つの丘の町とよばれるリスボンの街は、たくさんの急な坂道が多くて結構な体力勝負です。

 

遠中、リスボンのトレードマーク、黄色と白のレトロなかわいい路面電車にも遭遇。両側に建ち並ぶ住宅すれすれに細い石畳の坂道をゴトゴト音をたてて登ってくるお馴染みの風景は、鉄オタでなくてもそのかわいらしさに嬉しくなる光景です。 

 

 

 

 

 

 

交差する細い路地をくねくねと歩いてゆけば、洗濯物が干してあったり生活感が漂う中に、小さなレストランやカフェ、かわいい雑貨屋さんが点在している、どことなくボヘミアンな雰囲気の街並が続いています。

 

 

 

 

 

 

陽が傾き始めるころ路地にはレストランの椅子が並びはじめ、オレンジ色に染まってゆく街を眺めながら過ごす一日の終り。ジョルジュ城の壁、アルファマの丘に連なって建つカラフルな建物を望む特等席ではアペリティーボタイム。リスボンへの思いがひとつ加わった本日は、黄昏時の空がさらに心をしっとりとさせてくれました。空は青くても8時をまわっているので、とても得した気分で知らない間に夜更かしの毎日です。